当クリニックでは、腫瘍、悪性新生物に対する樹状細胞を含む免疫療法を行っています。
がん細胞は体内で作られる細胞ですが、リンパ球はこのようながん細胞を有害な異物として認識し、攻撃する機能をもっています。このようなリンパ球の持つ力を利用して行う治療が免疫療法です。
患者さま自身の血液を採取させていただき、培養したのち点滴投与する方法で、基本的に通院治療で行います。
ご自身のリンパ球を増やして行うため、抗がん剤の化学療法と比較して、副作用が少ないことが特徴です。免疫療法単独、各種治療との併用など、また治療効果など詳細は免疫療法外来にお訪ね下さい。
治療手順
- 患者自身の血液を採取します。
- 採取した血液からリンパ球を分離します。
- リンパ球を活性化・増強します。
- 処理したリンパ球を患者自身に戻します。
★詳細は免疫療法外来、川瀬司 准教授の外来(木)でご相談下さい。